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フリーランスという働き方 | IT/Webエンジニアの案件の見付け方

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こんにちは、海外駐在オヤジです。

最近、フリーランスとして活躍されている方が増えています。

私の知人にもフリーランスが何人かいますが、コロナ禍を契機にフリーランスに転身した人もいます。

コロナをきっかけに自分の人生のあり方や家族と過ごすことの大切さについて考えた結果のようです。また、フリーランスエンジニアとして、地方に移住しながら東京の仕事を続けている人もいます。

この記事では、フリーランスとして働くことのメリットやデメリットについて、またフリーランスの中でも特に人気のIT系エンジニアやWebデザイナーとして働くことについて、解説していきたいと思います。

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フリーランスにはどんな職種があるのか

まず、一言でフリーランスといっても、様々な職種があります。

主だったものを挙げると、

  • ITやWeb系のエンジニア
  • ライターやカメラマンなどのクリエイティブ系
  • 講師、インストラクター
  • コンサルタント
  • 投資家

などでしょうか。

1回限りのフリーランス求人もありますが(例えばライブの会場設営など)、これは短期アルバイトのようなものなのでこの記事では割愛します。

この中でも特に人気なのがIT系エンジニアです。

求人数もとても多く、またフリーランスであっても特に問題なく受け入れられますので、案件にも参加しやすいです。スキルがある方は簡単に挑戦することができる職種です。

フリーランスという選択肢

フリーランスになるきっかけは人それぞれですが、最終的には、会社員でいるのか、フリーランスとして自分でやっていくのか、この2択になると思います。

一概には言えませんが、フリーランスになった人の大半は、会社に縛られたくない、自由にやりたいという気持ちが大きかったのではないでしょうか。

また、若い方であれば、自分の力を試してみたいというのもあるかもしれません

また中には、最初はフリーランスでスタートし、軌道に乗ったら法人化しようと思っている方もいると思います。

フリーランスになると、ほとんどの方はおそらく年収がぐっと上がります

また、比較的自由な時間が作れ、良いことが多いように見えます。

ですが当然、メリットばかりではありません。まずフリーランスのメリットとデメリットについて整理してみましょう。

フリーランスのメリットとデメリット

メリット

まずフリーランスのメリットですが、以下のようなことが挙げられます。

フリーランスのメリット
  • 大幅な年収アップの可能性
  • 自由な時間、場所
  • 仕事を選べる
  • 税金対策が可能
  • 子育てや親の介護がしやすい
  • 人間関係がシンプル

大幅な年収アップの可能性

職種や条件にもよりますが、ほとんどの方は年収がアップするでしょう。

私の友人で、IT業界でPMO(プロジェクトマネージャの補佐)やITコンサルをフリーランスでやっている人がいます。最近話を聞きましたが、契約単価が月額180万円とのことでした。1年契約とのことですので、180万円x12=年収2,160万円です。

Java等のエンジニアであっても、80~100万円程度の月額単価もあり得ますので、年収が相当アップします。

自由な場所

別記事「地方で働く」にも書きましたが、最近では地方に住みながら仕事をする人が増えています。

フリーランスの場合、もちろん案件により制約がある場合もありますが、会社員でいるよりは制約が少ないです。完全リモートワークOKな案件もずいぶん多くありますので、生まれ故郷や自分の好きな場所で仕事をするという選択肢がとれます。

仕事を選べる

簡単に言えば、やりたくない仕事は断ることができます。

もちろん、断ってばかりでそのうちエージェントからも案件を紹介されなくなってしまっては困りますが、それでも今は超売り手市場ですので、いくつかの選択肢から案件を選ぶことができるでしょう。

そうであれば、その中でも比較的条件や環境の良い、自分がやりたいと思える仕事を選ぶことができます。

税金対策が可能

フリーランスの大半は、個人事業主として登録しています。

もちろん法人を設立するという方法もありますが、自分ひとりの場合はあまりメリットが無いです。
個人事業主であっても法人のようなもので、様々な支払いを活動経費とみなすことで、税金対策が可能です。

飲食費やパソコン購入費だけでなく、自宅で作業するためのインターネット代、また家賃の一部を事務所費とみなして経費処理することができます。

前述の年収アップに加え、税金対策をすることで可処分所得はずいぶん増えるでしょう。

子育てや親の介護がしやすい

フリーランスは自分の時間が作りやすいです。

週5日の契約でなくともフリーランスの仕事はありますので、たとえば週4日契約にして、残りの3日間は自分の時間として自由に使うこともできます。

親御さんの介護や小さいお子さんがいらっしゃる場合など、会社勤めをするよりも比較的対応しやすくなるでしょう。

人間関係がシンプル

会社勤めだと、転職しない限りは同じ顔ぶれと何年も付き合っていく必要がありますが、フリーランスの場合、短ければ数ヶ月、長くても通常は1年程度で案件が変わっていきます。つまり、良いも悪いも、仕事上の人間関係は案件によりリセットされることが多いです。

もちろん、良い人にめぐりあって、長くお仕事をするケースもあります。逆に、人間関係があまり良くない場合、自分から関係性を変えることもできるということです。

デメリット

一方でデメリットもあります。主なデメリットは以下のとおりです。

フリーランスのデメリット
  • 決算処理や確定申告をやる必要がある
  • 福利厚生や退職金が無い
  • 研修などの教育環境が無い
  • その他、すべて自分でやる必要がある

決算処理や確定申告をやる必要がある

フリーランスの大半は個人事業主であると述べましたが、個人事業主の場合、確定申告が必要です。会社員であれば確定申告や、その前提となる会計知識も不要ですが、個人事業主であればすべて自分でやる必要があります。

もっとも最近ではクラウドの会計ソフトがあったり、税理士に頼んだりできますので、一度理解してしまえば問題にはならないでしょう。私自身も確定申告は何度もやっていますが、慣れてしまえばそれほど難しいものではありません。

また、フリーランス案件を紹介してくれるエージェントの中には、確定申告のやり方を教えてくれたり、代行してくれるところもあります。

福利厚生や退職金が無い

会社員であれば、さまざまな福利厚生や、退職金などの制度がありますが、フリーランスの場合には原則ありません。会社の保養所に安く泊まったりすることもできなくなります。

ただし、エージェントによっては、フリーランスが加入できる福利厚生制度を用意しているところもあります。

研修などの教育環境が無い

会社勤めをしていると、会社が主催する様々な研修プログラムやトレーニングに参加することができます。

フリーランスの場合には、そういったものがありません。自分のスキルをアップするには、自分で勉強するか、有償のトレーニングに参加するしかありません。

その他、すべて自分でやる必要がある

このように、会社員時代には何かとやってもらってたことを、すべて自分でやる必要があります。

税金や社会保険の対応、年金への加入、年に一度の確定申告など、わからなければ調べながら、自分でこなす必要があります。

副業としてのフリーランス

これまではフルタイムのフリーランスを想定しながらお話してきましたが、あなたがお勤めの会社が副業OKの場合、副業としてのフリーランスという選択肢もあります。

前述した職種のうち、例えばWebデザイナーやWebライターだと、比較的契約期間の短い案件も多くあります。

Webライターは、たとえば私のこのブログ記事をライターに依頼する場合などです。商品レビューを行っているアフィリエイトサイトだと、ライターに依頼して記事を書いてもらうことも多いようです。
(ちなみに私はすべて自分で記事を書いています)

休日や平日の空き時間を使ってこのような依頼をこなすことで、収入アップスキルアップにつながる可能性もあります。

フリーランスの仕事の見付け方

ではフリーランスになった場合、どのようにして仕事を見付けるのでしょう。

大別すると、以下のようになります。

  • 自分で営業して見付ける
  • フリーランスを束ねる会社に入社する
  • フリーランス専門サイト、エージェントに登録する

自分で営業して見付ける

これは、会社員時代にお世話になっていた先や、自分の人脈などから、案件を紹介してもらい契約するやり方です。よっぽど業界で有名な方以外は、このやり方では見付けるのに苦労するか、最初は見付かっても次がなかなか見付からないなど、おそらく苦労するのであまりおすすめはできません。

逆に、業界有名人や広い人脈をお持ちの方は、エージェントなどを通した場合のマージンが不要ですので、より収入が多くなります。

フリーランスを束ねる会社に入社する

これは次に紹介するエージェントと契約するのに似ているのですが、大きな違いは、フリーランス派遣専門の会社に所属することです。多くは正社員ではなく契約社員という形をとることになると思います。

エージェントとの大きな違いは、一応社員ですので、福利厚生や研修制度などがあるケースがあります。また、複数の会社に所属することが制限されていたりしますので、本当に良い会社であれば良いですが、結果的にそれほど収入も増えずに中途半端な会社員のような状態になる場合もありますので、しっかりと見極めが必要です。

フリーランス専門サイト、エージェントに登録する

一番おすすめの方法です。

世の中には、フリーランスの方向けの案件紹介サイトが多く存在します。また中にはエージェント機能を持つ企業もあり、フリーランスとして登録すると、あなたの経歴やスキルにマッチした案件をエージェントから紹介してくれます。フリーランスとして活躍されている方の多くは、エージェント経由で案件を紹介してもらっています。

フリーランス向けエージェントの利用をおすすめする理由

エージェントの場合、もし条件に合わない案件の場合、先方と条件交渉をしてくれたり、またあなたに合った他の案件を紹介してくれます。

また、今の案件の終了期間が近づくと(およそ3~4ヶ月前)、次の案件を紹介し始めてくれます。

良いエージェントに巡り合って付き合いが長くなってくると、あなたのことを十分理解した上で、あなたが満足するような案件をエージェントから紹介してくれるようになるでしょう。

このように、フリーランスとして成功する秘訣は、よいエージェントに巡り合うこととも言えます。

IT系/Web系フリーランスにおすすめのサイト

IT系、Web系のフリーランスの多くの方が利用するおすすめのサイトをいくつか紹介します。

私の知り合いのフリーランスの方々が実際に使っているサイトでもありますので、是非一度サイトをのぞいてみてください。

フォレスターフリーランス

公式サイト:https://freelance.fosternet.jp/

フォレスターフリーランス20年の実績がある老舗エージェントで、利用者は2万人、常時5,000件以上の案件を抱える優良サイトです。

求人の90%は非公開案件となっており、登録することであなたにマッチした案件が紹介してもらえます。

IT業界に精通したスタッフがあなたに親身になって対応してくれ、案件の紹介だけでなく、案件参加後のフォローも手厚く行ってくれます。

また、Webサイト上に確定申告のやり方などの教育コンテンツも公開しており、サポートの手厚さが伺えます。

Midworks

公式サイト:https://mid-works.com/

MidworksはITエンジニアやWebデザイナーに強みを持つ、フリーランス向けのエージェントサービスです。

20代から40代までのIT系エンジニアを対象とし、関東圏、関西圏の案件を紹介してくれます。

正直、他のサイトよりも案件単価が低めの求人が多いかなという印象を受けましたが、逆に言えばそれほどハイレベルのエンジニアでなくとも案件を探せるということです。

常時3,000件以上の案件を取り扱っていますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

Tech Stock

公式サイト:https://tech-stock.com/

Tech Stock(テックストック)は比較的高額単価の案件を多く取り扱うフリーランス向けサイトです。20代後半から50代未満のフリーランスの方向けに、エンジニア案件だけでなく、上流工程のSEやPMO、ITコンサルタントの案件も多く取り扱っています。

中には月額単価150~200万円の案件も多数見られますので、これまでの経験が活かせそうな方は一度登録してみて案件の紹介だけ受けてみても良いのではないでしょうか。

ギークスジョブ

公式サイト:https://geechs-job.com/

ギークスジョブは、客先常駐型の案件を多く取り扱うサイトです。

登録エンジニア数は16,000名と最大規模のサイトで、登録者の60%はWeb系もしくはスマホ系のエンジニアとのことですので、客先に常駐して開発プロジェクトに参加するような案件が多いということでしょう。

腕の覚えのあるエンジニアにとっては、案件を見つけやすいサイトのひとつと言えるでしょう。

エンジニアファクトリー

公式サイト:https://www.engineer-factory.com/

エンジニアファクトリーは他の大手エージェントに比べると比較的規模は小さいのですが、それでも常時3000件弱の案件を取り扱い、小回りの効いた対応をしてくれることで評判の高いエージェントです。

エンジニアファクトリーの取り扱う求人は年齢の幅が広いです。
20代から50代までの案件を取り扱います。

また、一度契約した案件が終了した後の再契約率も高く、ベテランエンジニアからの評判が特に高い理由のひとつになっているようです。

月額100万円以上の高額案件も多数取り扱っているようですので、一度案件をチェックしてみてください。

IT求人ナビ フリーランス

公式サイト:https://it-kyujin.jp/freelance/

IT求人ナビ フリーランスは、IT系を中心に13年の稼働実績を誇るIT求人ナビ系列のフリーランス特化エージェントです。

特徴は、取り扱い案件数の多さ

常時2万件もの案件数を取り扱っており、また地域も首都圏だけでなく、全国を対象としています。

報酬単価が比較的高めのものも多く取り扱いますので、登録必須のエージェントと言えるでしょう。

フリーランススタート

公式サイト:https://freelance-start.com/

フリーランススタートはこれまで紹介したサイトと少し異なり、特徴的なのが200社以上ものフリーランス向けエージェントとマッチングをしてくれるサイトです。

そのため、トータルの案件取り扱い件数は30万件を超えており、単価や就業スタイルなどの条件も多種多様な案件を取り扱っています。

非常に多くの案件を取り扱うがゆえに、それらの分析なども公開しており、案件の動向や都道府県別の契約単価状況など、案件を探す上で非常に役に立つ情報も多いです。

登録は無料ですので、一度登録してみて、案件を探して見ると良いでしょう。

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