PR

なぜ、転職したいのですか? | 転職活動を始める前に整理しておくべきこと

転職する
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

こんにちは、海外駐在オヤジです。

最近では転職することはもはや普通になってきました。
皆さんも一度くらいは転職しようかなと思ったことがあるのではないでしょうか。

私はこれまで3回転職活動をしています。うち1回は未遂。
それぞれ30歳、35歳、45歳の時です。

数多くの転職ブログや指南サイトが、転職サイトの選び方から入っている中で、私は、そもそもなぜ転職したいのか、まずはしっかりと整理することをおすすめしています。

私自身の転職活動や、今でも転職エージェントやスカウトと情報交換している経験から、転職活動を始める前にどういった整理をしておくべきか、お話します。

この記事で伝えたいこと
  • 転職活動を始める前に整理すべきこと
  • ネガティブな転職理由も話していい
  • 転職はあくまでもマッチング
スポンサーリンク

なぜ、転職したいのですか?

「転職したい」

転職活動は、必ずこの気持からスタートします。

転職とは、今勤めている会社を変えること。しかし、もっと具体的な理由があるはずです。

職(ジョブ)を変えたいのか。

職場を変えたいのか。

人間関係を変えたいのか。

今の給料に満足できないのか。

何故、そう思うのか。

何故、今、なのか。

転職活動のスムーズな第一歩は、その冷静な分析からです。

転職する理由

転職する理由はさまざまです。

大別すると、ポジティブなもの(伸ばしたいもの)、ネガティブなもの(消去したいもの)に分かれると思います。

ポジティブなもの:

  • スキルを伸ばしたい
  • 給与を上げたい
  • 資格を取りたい
  • もっと大きな仕事をしたい
  • キャリアを増やしたい(変えたい)

ネガティブなもの:

  • 人間関係を変えたい
  • ハラスメントを無くしたい
  • 通勤場所を変えたい
  • やりたくない仕事をやらされている
  • 将来が見えない

本当に転職しないと解決しないのか

転職はあくまでも手段です。

転職することで本当にそれらが実現するのか。あるいは解決するのか。
逆に言えば転職せずとも解決することはできないのか。

一度冷静に考えてみてください。

一旦ほかの会社に転職してみると、元の会社の良さが急によくわかったりします。
最近はオフィシャルに出戻り制度を設けている企業もあります。(私の勤める会社は、2回までの出戻りがOKとなりました)

ですが、転職にはとてもパワーがいりますし、元の会社に戻るのも勇気がいります

また日本ではジョブホッパーは特に嫌われる傾向があります。転職先が良くなかったからといって1年未満の転職を繰り返すとそのうち書類審査すら通らなくなってきます。

志望動機をどう伝えるか

いざ転職活動をする際、面接の場で、

  • なぜ今の会社を辞めるのか
  • なぜ転職したいのか

まず間違いなく質問されます。

その時に、きちんと冷静に分析できており、より具体的な志望動機を話せる方が当然説得力があります。

辞めたい理由は率直に伝えて良い

では辞めたい理由がとてもネガティブなものであったらどうするのか。

私は、ネガティブな理由であっても率直に伝えて良いと思っています。

たとえば、今の職場ではパワハラが横行しており、営業成績をクリアしていないと朝礼で怒鳴られるとか、そういうことが嫌で辞めたいと思っているとします。

一昔前ですと、面接でそういうことを言うと、下手をすると「ああこの人には耐性が無いんだな」と悪く評価され、不合格になることもありました。

いまは決してそんなことはありません。いかなる理由でも率直に伝えて良いと思います。

転職とはあくまでもマッチング

転職とは、あくまでもマッチングです。

相思相愛でない限り、入社する必要はありません

30代後半や40代の転職者を受け入れる企業は、一から育て直そうなんて全く思っていません。つまり、即戦力を求めています。

一方、応募者にとっても同じです。

キャリアアップやキャリアチェンジなど、当然チャンレンジもしますが、自分のパフォーマスが最大限発揮できる職場の方が良いに決まっています。

どんな職場環境かもわからずに入社するのも、リスクがあります。再度転職することになったら、少なくとも数カ月間は無駄になってしまいます。そんなリスクは冒す必要がありません。

心配ならリファレンスを取る

転職は、プラスの環境を求めることだけでなく、マイナスの環境を排除することも、当然大きな志望動機になってきます。

もし、職場の人間関係やハラスメントの有無が知りたいなら、面接者に率直に質問してください。

或いは、実際に一緒に働くであろう人、何人かに会わせてもらってください。そこでざっくばらんに色々とお話をさせてもらうと良いと思います。

応募企業は時としてあなたのリファレンスを取ります。失敗したくないからです。

それはあなたも同じ。担当の方に頼んでリファレンスを取らせてもらいましょう。

もしそこで担当者が難色を示すようなら、あなたはそれほど有利な状態にいないかもしれません。あなたにどうしても来て欲しければ、喜んで対応してくれます。

気に入らなければ断れば良い

実際私も、かつて転職活動をした際、恐らく私の部下になるであろうチームと面談させてもらったことがあります。

結果的に、その会社からはオファーレターをもらったものの、辞退しました。チームメンバーとの面談でわかったことがあり、辞退した理由のひとつとなってます。

最も重要な点は、自分の評価基準を明確に持っておくこと。

転職エージェントやスカウトがついている場合には、その基準を事前に明確に伝えてください。自分はここだけは譲れない、条件が良くてもここがNGだったら辞退する、と。

企業選考のタイミングで考慮してくれますし、後々辞退した時にトラブルが起こることもなくなります。

基準が明確でなく、せっかくオファーをもらっても中々決めきれない、良くわからない理由で辞退する、ということが続くと、最終的にはエージェントは離れていきます。このキャンディデート(候補者)には労力をかける価値なしと判断されてしまい、紹介案件も無くなっていきます。

最後に

転職は活動に大きなパワーが必要です。

事前に、冷静に整理しておくことで、その労力も時間も、効率的に使うことができます。一度紙に書き出してみるとか、頭の中や気持ちをぜひ整理してみましょう。

タイトルとURLをコピーしました