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【採用側の本音】こんな人は応募してくるな!

転職する
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こんにちは、海外駐在オヤジです。

私自身もこれまでに3回転職を経験(うち1回は未遂)していますが、立場上、転職者の採用にも関わっています

私は現在海外に駐在していますが、日本にいる頃から採用には関わっていました。
駐在先においても採用活動をしています。日本人、外国人が対象です。

そんな私の目線で、こんな人には応募してきて欲しくない、というのを本音でお伝えします。

採用者としての意見ですので、少々厳しいところもあると思います。逆に言うと、最低限こういうことをクリアしてから応募してもらえれば、非常に有意義なプロセスになると思います。

この記事で伝えたいこと
  • 30代、40代の転職の評価ポイント
  • 準備不足の転職活動はお互いに時間の無駄
  • 面接で話がはずめばオッケー
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採用側の立場とは

立場上、中途採用の採用面接を行うことがあります。
採用側の立場ですが、ただ私は人事部の人間ではありません

これは会社によりますが、特に30代、40代の転職者採用では、人事部はあまり前面に出てきません。
もちろん、面談日程の調整や条件交渉などは人事部が行いますが、面接においては人事部が中々評価しづらいというのがミドルの転職採用です。

30代、40代になると、当然ながら即戦力を求めます。そうなると、実際に現場で働いてる人間が応募者の方と会話し、評価することが求められます。そういうわけで、私のような人間が面接対応をすることになります。

30代、40代の転職応募者の評価ポイント

30代、40代の転職者の評価においては、書類選考の段階から以下を重点的に評価します。

  • これまで何をやってきたのか
  • 具体的にはどんな実績があるのか
  • これからどういうことができるのか

逆に言うと、学生時代の成績とか、趣味とかは、ほとんど見ません。
(保有資格もほとんど見ませんが、一応把握はします)

30代でも前半の方であればポテンシャル採用もあるでしょうが、30代中盤~40代であれば、とにかくこの人は何ができる人なのかを徹底的に評価します。

こんな人には応募してきて欲しくない

こんな人には応募してきて欲しくない

ここからは私見です。

こんな方には来て欲しくないです。
はっきり言って時間の無駄です。応募者の方にとっても同じです。

逆に言うと、何ができる人なのか以前に、最低限のベーススキル、事前準備としてこの程度はクリアしておいて欲しいです。

論理的でない

何が言いたいのかわからない、質問に端的に答えられない。

論理的(ロジカル)であることは、もはやビジネスマン/ビジネスウーマンに最も求められるスキルだと思います。

飲み屋の会話なら構いませんが、非論理的な会話は生産性を落とします。

たまに、面接開始5分で不合格を決めることがありますが、ほとんどの理由はこれです。

過去の実績のアピールばかり

もちろん、これまでの積み重ねがあり、すばらしい実績をお持ちだと思います。そしてそれを武器に転職活動をされているのでしょう。

しかしこちらが知りたいのは、当社に入ってから何をしてくれるのか。どういうことがやりたいのか、どんな貢献ができそうなのか。これからの話を熱く語って欲しいのです。

過去の話ばかりだと、単なる自慢話にしか聞こえなくなってしまいます。

たまに、当社のビジネス内容を正しく理解しておらず、自分が貢献できそうなお話が少し的はずれな場合があるのですが、ぶっちゃけそれは全然構いません。ああそれはこういうことなんですよと、会話が成り立つなら全然OKです。正しく理解してからアジャストすれば良いだけ。前向きな未来の話ができる人を歓迎します。

「御社に従います」しか言わない

年収条件にせよ配属にせよ、「御社規程に従います」「御社意向に従います」しか言わない人がいます。

もちろん最後は従っていただきたいですが、ご自身の希望が全く無いのかと、少し心配になってしまいます。

転職活動ですから、処遇を大きく下げての転職は望んでいないはずです。もし直接言いにくいのであれば、後でエージェントから連絡させる、でも構わないのです。

質問がまったくない

ある程度当社のことを調べて来ているのでしょうが、ましてや新卒の就職ではないのですから、質問がまったくないということはないと思います。

こちらも、恐らくこういうことが聞きたいんだろうなということを察しながら説明はしていますので、質問せずとも十分理解できたということなのかもしれません。であれば、そのようにおっしゃっていただけると良いと思います。

質問がないということは、それほど真剣ではないのかなと思ってしまいます。

採用側はどういうことを考えながら面接しているか

採用の決め手は一緒に仕事がしたいかどうか

採用面接ですので、当社の採用規程、メソッドに従い、基準をクリアしているか、諸条件はどうか、などを順番にチェックしていきます。と同時に、この応募者は募集ポジションにマッチするのかどうか、見極めていきます。

ただ、最終的な決め手は「この人と一緒に仕事がしたいかどうか」。

これがすべてです。

募集ポジションが1つしか無い場合もありますが、複数ポジションあったり、ある程度オープンな募集の場合、仮に応募ポジションにマッチしない応募者だったとしても、一緒に仕事がしたいと思わせるような方であれば、こちらから別のポジションを紹介したり、マッチしそうな部署にこういう良い人がいるよと紹介したりすることがあります。(そこが募集をかけていない場合であっても)

この人と一緒に仕事がしたい!と思わせる

しっかりご自身をアピールし、採用企業から見て、ああこの人と一緒に仕事がしたいと思わせてください。

何とか気に入られようと下手に出る必要はありません。

転職はあくまでもマッチングですので、あなたにとっても、ここで働きたいか、これまでの自分のやってきたことが発揮できるのかどうか、しっかり見極めてください。

そのためには、聞きたいことはどんどん聞いてください。聞きにくいことであればエージェント経由でも構いません。こちらとしても、どういう環境を用意してあげれば生き生きと仕事してもらえるのか、理解したいと考えているからです。

個人的な経験ですが、面接でめちゃくちゃ話がはずんだ方は、入社後も活躍されるケースが多いです。

単にコミュニケーション能力の高い方なのかもしれませんが、非常に短い時間の中で、深くお互いのことを理解できているということだと思います。その上で双方が決めた採用なので、失敗するケースが少ないのでしょう。

以上、すべて私の経験と考え方からお話しましたので、これに当てはまらないケースも多々あると思います。少しでも参考になれば幸いです。

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